前回からの続きです。
今回は RAPIRO 本体の組立を行っていきます。 と、言っても残りの作業は単純な組立となります。
組立
では組立を行っていきます。
本体の組立方法は公式サイトに記載されています。
しかし、公式サイトの組立手順はどうにもわかり難い部分があります。 私の場合は、昔購入した本をまだ所持していたので、それを参考に組立ました。
今更 RAPIRO で遊んでいる人もいないと思うので、この本も売れることはないでしょう。 実は結構な良書で、RAPIRO での遊び方を丁寧に解説してくれています。
手順通りにさっくり組立すると完成です。
黄色く劣化変色していた部分もきれいに復活しました。
いいですね!!
プログラムの書き込み
最初は自分のプログラムではなく、公式の初期プログラムを書き込んで動作の様子を見ます。
Arduino 公式の IDE を使用すると何も考えずに書き込みすることができます。
Arduino IDE は Ver2 になってから Theia IDE ベースに大きく変更されています。 と言っても、vscode 風の見た目や操作感なので、難しいことはないはずです。 勝手も Ver1 の頃と似たようなものです。
基板に Arduino Uno を選択して書き込みテストを行いました。
写真を取り忘れましたが、特に問題なくモータも動作します。
とりあえず、完成となりました。
今後の悩み
今後の悩みとしては RAPIRO に組込む Raspberry Pi 問題があります。
Raspberry Pi は新しくなる度に性能や機能が強化されています。 それに伴い、本体が消費する電力も大きくなっています。
元々、RAPRIO の基板には Raspberry Pi 組み込みを想定した電力端子が備え付けられています。 RAPIRO が登場したときは初代 Raspberry Pi を組込むことを想定していたと思います。
しかし、昨今の大電力化した Raspberry Pi では容量不足に陥っています。 実際、Raspberry Pi 4 を安定起動させることは難しかったです。 Raspberry Pi zero 2 もなにやら怪しい感じでした。
Raspberry Pi の為に専用の電源を確保するためにコードを引くのも見た目が悪くなります。
なんとか、電源コード一本で全てが上手く動くようにしたいです。
結局は面倒ですが、電源回路を作るしかないと思っています。
おわり
RAPIRO の組立が完了しました。
とりあえず、自作のプログラムと Raspberry Pi 用の電源を確保して、分解前の状態に復元しています。
今後は、電源線一本で配線が終わるように改造していきます。