作業机を整理した

色々と気分をリフレッシュするために作業机の整理を行いました。

折角 3D プリンタを持っているので、3D プリントしたモデルで机の整理をしました。 今回は、honeycomb storage wall をいうシステムを主に使用しています。 あと、今後のことも考えて、少しだけ gridfinity も使用しています。 gridfinity に関しては youtube の動画がわかりやすいです。 めちゃくちゃ癖のありそうな陽気なおっさんがすごいテンションで説明してくれます。

3D プリント界隈の整理システム

現在、3D プリント界隈でよく使用されている道具の整理システムは以下の三つが有名です。

  1. gridfinity
  2. honeycomb storage wall
  3. multiboard

gridfinity

gridfinity は最もシンプルなシステムです。 基本の形は 42mm x 42mm の四角に 7mm 単位で高さを調整した箱です。 この箱を別に印刷したベースプレートに置いていくだけです。

角の R や面取り部分など細かい設計はありますが、図面も有志によりまとめられており非常にわかりやすいです。 また、3D モデルを作らなくても品質の良いジェネレータがいくつもあります。

https://gridfinitygenerator.com/en

https://gridfinitygenerator.com/en

下のリンク先は honeycomb storage wall や multiboard のベースプレートも作成できます。

honeycomb storage wall

honeycomb storage wall 通称 HSW は六角形の集合体による壁掛けの整理システムです。 私の壁掛け整理はこのシステムをメインで使用しています。 個人的には見た目も最も良いと思います。

printables のページでは細かい寸法図と基本的なモデルが公開されています。 基本的には六角形のベースプレートに六角形のアタッチメントや棒を差し込んでいくだけです。 差し込む六角形の寸法さえ守れば簡単に色々な道具を壁に掛けることができるようになります。

printables などで HSW をキーワード検索すると、様々な独自モデルが公開されています。

また、自分で作るのも楽にできます。 整理したい道具を掛けるようにしたモデルに六角形の棒を足すだけで組込むことが可能です。

multiboard

multiboard は上記二つを合せたような総合的な整理システムです。

基本は壁掛けですが、説明の動画を見ていると水平方向にも使用できそうです。 設計自体も緻密に出来ており、HSW と比べても耐過重など優れた点が多いです。

ただし、その分システム自体が非常に複雑で公開されている公式のモデルも 100 以上あります。 必要な部品を探すのが大変です。 また、初めて thangs のモデルページを見た際にどれを印刷すればよいのか理解できなかったです。 なかなかにごちゃごちゃしています。

システムを完全に理解すれば様々な整理が可能だと思います。

作業机の状態

私は結局、HSW をメインにして細かい部品 (ボルト等) の整理を gridfinity で行う方式で落ち着いています。 multiboard はシステムとして素晴しいと思いますが、整理すること自体が目的になってしまいそうに感じました。 どのように整理するか考えていると日が暮れるという感覚です。 そのような状態は本末転倒だと思うので、HSW と gridfinity でシンプルに道具を整理しています。

現在の作業机 (写っているコードはノート PC のやつ)

現在、上記写真のように作業机を整理しました。 細かい作業で良く使うものだけ正面に並べています。 大きな作業や複雑な作業、電気配線などの作業が始まるとそれぞれの工具箱が出て来るといった感じです。

なんだかんだ、この状態で一週間程使ってみましたが、思った以上に気に入っています。

主にプラモデルの組立てや 3D プリンタの整備に使用しましたが良かったです。 暫くはこの状態を維持して、もっと良くなりそうな部分があれば改善していきます。

おわり

一年前から使用している私の作業部屋、特に机の上が工具だらけになっていたので整理しました。

HSW をメインに gridfinity との合わせて整理しています。

今後は更にカオスになっているボルトやナットの整理をしていこうかなと考えています。