【RaspberryPi】OSインストール Raspberry Pi Imager

いつの間にかラズパイのOSインストールが簡単になっていました。
すごいぞRaspberry Pi Imager。

使用ソフト

RaspberryPi公式サイトでダウンロードできるRaspberry Pi Imagerを使います。
現在の最新verは1.5です。

使い方

マイクロSDをPCに接続してRaspberry Pi Imagerを立ち上げます。

Raspberry PI Imager
Raspberry PI Imager

立ち上げ画面の左から「OSの選択」「SDカードの選択」「書き込み開始」です。
順番に選択していけば誰でもOSのインストールができるようになっています。
すごいぞRaspberryPi。
暫く待てば終わるのでラズパイ本体にSDを移し替えて起動するだけです。
以前のNOOBSや今でも可能なISOを使った方法より圧倒的に楽にできます。

各OSの特徴

Raspberry Pi OS

ラズパイ公式のOS、32bit、Debianベース。
通常版、lite版、推奨ソフトインストール版がある。

通常版
基本的なソフトがインストールされている。
ラズパイOSの標準。
困ったらこれをインストールしておけばいい。

lite版
デスクトップ環境もインストールされていない簡易版。
サーバーとかにするならいいかもしれない。
自分で環境を構築したい物好き向け。

推奨ソフトインストール版
いろいろなソフトを最初からインストールしている豪華版。
環境構築したりするのが面倒くさい人向け。
ただし、Mathematicaが最初から使えるのはすごい。

Ubuntu

みんな大好きubuntu。32bitも64bitも使える。Debianベース。
Pi4のメモリ8Gを使っているなら64bitOSを使ったほうが資源を有利に使えるのでubuntuがいいかもしれない。

Ubuntu Desktop
Pi4からインストール出来るようになった標準のUbuntu
64bitOSを使うなら良いと思う。
32bitを使うのであればRaspberry Pi OS でいいと思う。
正直、Desktop版はあまり選択する意味がないのでは?

Ubuntu Server
ubuntuのサーバー版。
ラズパイでubuntuを使うのであればサーバー版かなと思う。

Ubuntu Core
ubuntuのIoT版と言えばいいのか。
debianのaptではなく、snapを使う。
使ったことないのでよくわからない。
(サーバー版使えるならそっちでいいんじゃない?と思っている)

RISC OS

詳しくないですが、RISCっていう設計思想で作られたOS?
たぶん、組み込み系の人とか玄人向け。
実用性も不明。

LibreELEC

マルチメディア向けのOS。
Pi4の4k再生にも対応している。
Kodiっていうメディアプレーヤーを動かすのに特化したOS。
ちなみにLibreって付いてたら大体オープンソース関係。

RetroPie

ゲームエミュレータ用のOS
複数のハードを使える。
次に書くOSと比べて若干使いにくい感が私はある。
デフォルトで日本語が文字化けするので面倒くさい。

Recalbox

ゲームエミュレータ用のOS。
複数のハードを使える。
デフォルトで日本語にも対応している。
私はこのOSでドクターマリオをよくやっている。

TLX OS

30日の体験版。
圧倒的に個人向けでないシンクライアント環境のOS。