Artix Linux Xfce へ乗り換え

メイン PC の OS を EndeavourOS KDE から Artix Linux Xfce へ乗り換えました。 Artix Linux は Arch 系の linux ディストリビュージョンです。 Arch linux と違い、init システムに systemd を使用していないことが特徴です。

まぁ、一般的にそこまで大きな違いは感じないと思います。 なんとなく、アイコンがカッコいいと思ったので選択しました。

乗り換え理由

EndeavourOS KDE から乗り換えた理由はデスクトップ環境である Plasma5 が Plasma6 に更新され私では解決出来無い不具合に遭遇したからです。

つい最近、Plasma に大きな更新がありメジャーバージョンが 5 から 6 へ上がっています。

https://kde.org/ja/announcements/megarelease/6/

各種不具合を確認してから更新しようと考えていましたが、手違いでアップグレードしてしまったので試すことにしました。

結果、私程度ではどうしようもない不具合に遭遇しました。 発生した主な不具合は下記になります。

  1. なんか動作が重い
  2. キーボード及びマウスのキー入れ替え動作が不安定
  3. 何故か頻繁にアプリがクラッシュする
  4. wayland の不具合だと思い x11 で起動するとマウスカーソル位置と選択位置がズレる
  5. 日本語入力動作がなんか変

それと、不具合ではないですが、自作のスクリプトが一部動作しないです。 これは wayland に対応させていない私が悪いですが、今の所、直す気力がないです。

三日ほど色々と設定を変更したり、ソースコードを調べてイジってみました。 が、私の実力ではどうにも直すことができなかったです。

また、Plasma とは関係ないところで、起動時の SSD マウントについても動作が不安定な現象がありました。 たまに自動マウントできなくて、PC にログインできないことがあります。 root ユーザーで再起動すると次から暫くは普通に起動するので気にしないようにしていました。

上記のような不具合があり、乗り換えることにしました。 正直、ダウングレードすれば良いだけですが、昔から Artix Linux は気になっていたので折角だからと乗り換えを行いました。

Artix Linux インストール

Artix Linux のインストールは凄く簡単です。 インストーラが進化している為、ubuntu のインストールと遜色ないです。 インストーラの問いかけに答えていくだけで完了します。

公式サイトから iso ファイルをダウンロードして、USB メモリに書き込み、PC の UEFI から USB を起動選択してインストールします。 私は iso を書き込むソフトに raspberry pi imager を使用しました。

また、今回は Artix Linux Xfce の openrc 版を選択しています。

画像を撮り忘れていますが、インストールの流れとしては下記のようになります。

  1. USB に書き込んだライブディスクを起動
  2. デスクトップにある Install Artix を選択
  3. インストール言語の選択 (日本語だと豆腐文字になる為、英語を選択する)
  4. ロケールの設定 (Asia Tokyo を選択)
  5. キーボードの配列設定
  6. インストールディスクのパーティション設定
  7. ユーザー名とパスワード設定
  8. インストール開始を選択

文字で書くと伝わり難いですが、インストーラの指示に従うだけなので 3 分もあれば終ります。

Artix Linux の起動感想

先に Artix Linux xfce の起動について、すごく速いです。 体感では GUI の起動が歴代最速です。 CLI で起動させている素の Arch linux には劣ると思いますが、それでもかなり速いです。

また、久し振りに xfce に戻った為か、動作も非常にキビキビ動きます。 余計なアニメーション等が無いため全くのストレスフリーです。 xfce はやっぱり良いですね。

昔のように、xfceKDE アプリを動かすのが良いかもしれません。

つづく

Artix Linux の初期設定は幾つか追加が必要なので続きます。