MainsailOS の導入 #印刷

前回からの続きです。

前回

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今回は MainsailOS から印刷テストを行います。 3D プリンタのファームウェア自体は Klipper となるため、OctoPi と比較しても特に変わったことはないと考えられます。

印刷

MainsailOS を使った印刷データのアップロードと開始はサイドバーの G コードファイルから行うことができます。

印刷物のアップロード

データをアップロードすると色々なデータがカラムに表示され便利です。 データは画像取得用に上げたもので実際は PETG を使い印刷テストを行っています。

印刷ファイルの見え方

アップロードしたファイルをクリックすると印刷開始のダイアログが出ます。 今回は画像取得用に上げたもので実際は印刷部分がクリックできます。

印刷開始ダイアログ

印刷を開始するとダッシュボードに様々な情報が表示されます。 このダッシュボードのレイアウトや表示される情報もある程度のカスタマイズが可能です。

ダッシュボード

印刷自体は G コードに従い、適切に印刷されるはずです。

造形物

3D プリンタのテスト印刷でよく使用される船を出力します。

フィラメント: Overture PETG

スライサー: PrusaSlicer 2.5

ただし、フィラメントに関しては放置していた為、水分を吸っています。 糸引きや若干の表面荒れが発生しています。

船の印刷1

船の印刷2

所々、造形の荒れが目立ちますが、これはフィラメントの保管状態が悪かったことが原因です。 また、印刷設定も若干厳しく設定したことが良くなかったと思います。

それらを差し引くと問題なく印刷できています。 外周も手触りは滑らかに出来ており、オーバーハング部も若干垂れていますが設定で直せる範囲です。 まぁ、ファームウェア自体は同じなので印刷に至るまでの操作性が違うだけですね。

Raspberry PimicroSD カードを交換することにより簡単に OS を変えることができます。 折角なので MainsailOS と OctoKlipper と OctoPi + Klipper プラグインで同じ印刷物を出力してみました。 特に OctoKlipper と OctoPi + Klipper プラグインは同じものだと思いますが、まぁ、比較です。

印刷物比較1

印刷物比較2

分かっていたことですが、なんにも変わらないです。 フィラメントの状態も G コードも同じ為、同じ様に糸引きし、同じような表面の出来です。

やはり印刷までの操作、UI 以外の差は特にないようです。

つづく

長くなったので続きます。 次回は UI 的な差を見ていきます。

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