はてなブログの"お題キャンペーン"で HHKB のことが取り上げられています。
HHKB×はてなブログ 特別お題キャンペーン「HHKBのここが好き!」 - はてなブログ
このようなイベントに参加することがないのですが、ネタがマニアックで非常に好みです。
今回ばかりはおもしろそうなので参加してみます。
私も職場では HHKB のキーボードを使っていたりします。
HHKB とは
https://happyhackingkb.com/jp/
HHKB とは株式会社 PFU が販売している非常に高品質なキーボードです。 株式会社 PFU は現在、リコーの傘下になった会社で、どちらかというとスキャナー製品が有名だと思います。 ScanSnap とか聞いたことがあると思います。
また、正式名称は"Happy Hacking Keyboard"というなんとも男心を刺激する名称となっています。 この名称だけで買ってしまいそうになります。
特徴
HHKB というキーボードは以下に挙げる特徴により根強いファンがいます。
- 効率的なキー配列
- 静電容量無接点方式による心地よい打鍵感
- コンパクトなサイズ
- 高級
1. 効率的なキー配列
HHKB のキー配列は一般的なキーボードと少し変わっています。 例えば、a キーの横が Ctrl になっていること、US 配列の場合は ~ (チルダ) や \ (バックスラッシュ) の位置が違います。 また、Fn (ファンクション) キーなどを備えることによって、総キー数を減らしています。 F1 〜 F12 キー等は Fn キーと同時押しで実現しています。
配列で私が特に良いと思う点は Ctrl キーの位置です。 普段はソフトウェアで CapsLock と Ctrl キーを入れ替えていますが、標準で Ctrl が押しやすい位置にあるのは助かります。 はっきり言って、どの言語圏でも CapsLock と Ctrl どちらの使用頻度が多いか問われると間違いなく Ctrl だと思います。 にも関わらず、主流な現代のキーボード配列は CapsLock が圧倒的に打鍵しやすい位置に鎮座しています。 標準位置だと Ctrl キーは非常に打ちにくいと思います。
その他、標準配列だとちょっと遠い Backspace 等のキーも押しやすい位置に配置されています。
2. 静電容量無接点方式による心地よい打鍵感
HHKB のスイッチは静電容量無接点方式が採用されています。 構造や技術的なことは省略しますが、このスイッチ方式は軽いキータッチで入力を行うことができます。 また、構造上、キートップのブレが少なく、物理的な接点が無いためキーの耐久性が高いです。
静電容量無接点方式の打鍵感を言葉で表すのは難しいです。 とにかく一度触った方が良いです。
なんか、なんとも言えない心地よさがあります。
3. コンパクトなサイズ
HHKB のキーボードは無駄なキーを搭載していないため、非常にコンパクトに出来ています。 テンキーの省略は当然として、独立した F1 〜 F12 キー、Home や End キーも無いです。 これらのキーは上述したように Fn キーとの組み合わせで実現しています。
そのため、ホームポジションを崩すこと無く全てのキーにアクセスできます。 ホームポジションというのはキーボードを打つ上で指を置くデフォルト位置のことです。 なんとなく決まった位置があります。 私は基本と若干ズレた癖がついていますが、それでも HHKB はキーアクセスしやすいです。
4. 高級
これは若干のデメリットかもしれませんが、HHKB は値段が高いです。 手触りは相応の高級感がありますが、それでも高いと私は思います。
PFU ダイレクトで見ると最も安い機種で 26,950 円 (税込) します。 以前は Lite という 5,000 円くらいで購入できるシリーズもありましたが、ブランド戦略なのか販売終了しているようです。 普及品はやめて高級志向で行くという判断なのかもしれないです。 まぁ、Lite はメンブレン方式など違いが大きかったので仕方ないです。
ここが好き
ということで、本題である HHKB の好きなところは
"かっこいい"
ところです。
男が何かを好きになる時に"かっこいい"に勝てる言葉なんてないです。 "かっこいい"と感じたら全てです。
キー配列?打鍵感?そんなもの全部、"かっこいい"って言葉でラッピングすれば終わりよ!
"Happy Hacking Keyboard"名前がかっこいいじゃない。
玄人、ハッカーぽくてかっこいいじゃない。
見た目がかっこいいじゃない (特に墨色)。
周りで誰も使ってない唯一無二感がかっこいいじゃない。
余談
最後に余談で全部壊しますが、普段、家で愛用しているのは thinkpad のキーボードです。