先日、私の家に6歳の甥っ子(姉の息子)が遊びに来ていました。
おっさんのかっこいいところを見せようと3Dプリンタでいつもの船やテストプリント用のうさぎなどを見せたり、プリンタの動作を見せたりしました。
なかなかに喜んでくれたので私も楽しかったです。
しかし、すこし目を離した時に姉と甥っ子でとんでもない会話が交わされていました。
姉「すごいね〜、これがあればなんでも作れるよ。」
甥っ子「なんでもできるの?」
姉「おっちゃんがなんでも作ってくれるよ〜」
甥っ子「じゃあ、炭治郎を作ってもらう〜」
甥っ子が私のところに駆け寄って来て。
甥っ子「炭治郎つくって〜」
と、とんでもなくキラキラした目で言ってきました。
......(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)......(゚ロ゚; 三 ;゚ロ゚)......ボスケテ......
CADなら少々使えるが3DCGは出来ないことを6歳に必死に伝えるが当然、伝わらず......
私「ね、ね、禰豆子でいいかい?(震え声)」
確か禰豆子なら無料でサンプルがあったはずと思いそう答えました。
甥っ子「いいよ〜」
......
...
ってことで今回は竈門禰豆子をFDM方式の3Dプリンタで印刷してみます。
なぜ、光造形ではなくFDM方式にしたかと言うと単純に光造形より早いから、光造形で行うとにおいが少々あるので甥っ子に気を使った、さらに安物のFDM方式でキャラ物作成が本当に可能なのか確かめるためにやっていました。
どこのサイトで手に入れたか忘れてしまったので元データがわからなくなりましたが、禰豆子の肩から上のデータとなります。
印刷してみました。
こんな感じで出来ていますが、小さめに出力したので、サポート材を取るのに苦労したのと細かすぎてサポート材後の仕上げが出来ませんでした。
また、髪の毛とかサポート材と一緒に一部折れてしまいました。
クオリティとしては正直、低いです。
まぁ、6歳のガキンチョを騙すにはこの程度で大丈夫だろうと思い、渡したのですが......
帰るときに置いて帰りやがった(# ゚Д゚)!!!!くそが〜ヽ(`Д´)ノ!!!!
最近のガキンチョを騙すのは難しいですね。
次はもっとクオリティを上げて「おっちゃんすごい!!」と言わせようと思います。
キャラ物印刷のまとめ
いつも通り、ender3proで印刷しましたが、髪の毛などの細かい部分もきれいに印刷出来ていますが、竈門禰豆子のように髪の毛がふわふわして長いキャラはどうしてもサポート部が多めに必要となります。
そのため、きれいに仕上げる為にはサポート部の処理に時間が掛かりそうです。
印刷自体はできるので、サポートの取付方法、位置をよく練る必要があります。
次回でリベンジですね。
余談
時間があるときに光造形の3Dプリンタでも出力してみようと思います。