3Dプリンタを静音化するためにファンの交換をしようと考えました。
標準のファンは24V仕様となり、静音ファンを探すのが難しいです。
そこで、降圧機を使い12Vのファンを使えるようにします。
こうすることによりPC用の静音ファンを使うことができます。
今回は降圧機を設置するための基板ケース交換とファンの交換を行います。
ケース部の分解
ノーマルのケースはこんな感じです。
前に載せましたが、改造する部品はこれです。
今回の最も面倒な改造は「基板 → ファン」 と繋がっている配線を 「基板 → 降圧機 → ファン」 に繋ぎ直すことです。全部で3つのファンがあり、半田付けが必要になります。
ちょっと面倒です。
とりあえず、基板を取り出して一旦全ての配線を外して、作業をしやすくします。
いろいろ線を外していきます。
組立
いつも通り、途中の作業は面白くないため省略します。
全体の作業内容としては配線を分解して半田付け、ファンの配線を切ってコネクタ化、その他短かった線の延長など配線に関すること全般を行っています。
最終的に完成した状態はこうなりました。
意外と普通に収まりました。
ちょっとだけ寸法を間違ってしまいましたが、まぁヨシです。
とりあえず、AINEXの静音ファンを取り付けましたが、今後はいくらでも交換できます。
捗りますね。
ちなみに、配線やらなんやらで作業時間は4時間ほどかかってしまいました。
手際が悪かったです。
テストプリント
いつもの船をテストプリントしてみました。
ファンが静音になった分、冷却性能が落ちています。
そのため、prusaslicer を使った造形物は若干、糸引きが目立つようになりました。
curaを使った場合はそうでもないので、調整が必要かもしれません。
prusaslicer
糸引きが目立つ状態です。
cura
こっちはあまり変わりません。なぜか不明。
今後
残りの改造としては自動レベリングスイッチの取り付けとなります。
それを行えば、今使っている3Dプリンタの改造は一旦終了です。
次は遊休している一番最初に買った3Dプリンタを復活させようと思っています。
正直、機械自体が好きなので3Dプリンタで何かを作るより、3Dプリンタ自体をイジることの方が楽しいですね。クリエイティブな脳も持っていないのでそんなものです。
余談
大量に貰ったカルピスウォーターを飲んでいるとちょっと体調が良くなった気がします。
乳酸菌すごい。