3Dプリンタ用ボードのファン動作バグ?

prusa i3 クローンを復活させる為、BIGTREETECH のマザーボード SKR mini E3 V3.0 で遊んでいます。 とりあえず、marlin で動作させようと考えていますが、fan の動作がよくわからず苦戦しています。

fan

3D プリンタで使用する fan は基本的に 3 種類あります。

  1. ホットエンドを冷却するファン
  2. 基板を冷却するファン
  3. 積層時に溶けた樹脂を冷却するファン

です。

ホットエンドを冷却するファン

このファンは 3D プリンタが動作しているときは常に動作している状態が基本です。 制御は簡単で、基板が起動している時は常に電気を流せば良いです。 大体は FAN0 という名前だと思います。

基板を冷却するファン

このファンは 3D プリンタのステッピングモータが動作した時に基板を冷却するファンです。 marlin のコードではコントローラファンという項目になるファンです。

積層時に樹脂を冷却するファン

このファンは溶かした樹脂を冷却するファンです。 3D プリンタで積層する際に冷却が弱いと樹脂が垂れる、積層が崩れる等のトラブルが発生します。 これらを防ぐ為に、出した樹脂は冷却する必要があります。 その役割を担っています。

ファンの動作で気になる点

SKR mini E3 V3.0 では各ファンが上記三種類に割り当てられています。 この内、ホットエンドを冷却するファンは正常な動作をしています。 基板を冷却するファンはステッピングモータ動作時に起動するという点は良いのですが、手動で回転させようとすると動作しないです。 樹脂を冷却するファンも動作はします、手動回転もするのですが、LCD に表示されている名称が違っています。 ソース上は FAN1 表記のはずが、手動画面では FAN2 となっています。

全体の動作自体は問題なくできそうなのでこのまま配線しても動作自体は問題なくするはずです。

しかし、このようなちょっとしたところが気になってしまいます。 趣味で遊んでいるものなのでもう少し調べて、ソースコードをイジってみようと思います。

余談

DMM や オシロスコープを買った為、机の上が配線だらけになっています。 そんな中、基板の動作テストをしているもので机上がすごいことになっています。 なにか整理するようの置き場を作成した方がよいかもしれません。