久々に3Dプリンタの出動

3Dプリンタのフィラメントを固定しているフックがポッキリ折れたのでちょっと強化して製作しました。

こんなフックを作って、フィラメントを差し込んでいる棒を支えていたのですが寒さのせいかポッキリ折れました。強度は問題ないと思うので気温のせいだと思います。PLAの強度がよくわからないので計算はしていません。
こんなフックを
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こんな感じでフィラメントを支えている。
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ポッキリ折れた。
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折れたフックを作ったフィラメントは「PRILINE」というメーカーのPLA材なのですが、他のメーカー品と比べて若干硬いように感じるので材料の問題もあると思います。
使っていた3Dプリンタも「HICTOP Prusa i3」でした。

今回はプリンタ本体「Creality Ender 3 pro」、フィラメント「Creality PLA 黒」で作りました。折れ対策として厚みを2倍にしています。

3Dプリンタの設定

3DCAD

「onshape」というクラウドベースのCADソフトを使っています。
作ったものを公開すること前提で無料使用できます。

スライサー

「Ultimaker CURA」を使っています。
無料の割に色々設定できて便利です。
他のソフトは使ったことがないのでよくわかりません。

印刷設定

ノズルとテーブルの隙間: 0.1mm シックネスで調整
印刷温度: 180℃ 初期レイヤー印刷温度は190℃
印刷速度: 40mm/s ウォール速度は20mm/s、初期レイヤー速度は10mm/s
プレート温度: 60℃ 初期レイヤーのプレート温度70℃

ビルドプレート密着性は「スカート」にしています。
スカートとか周りに線を印刷してるだけなので意味があるかはわかりません。

それ以外はCURAのEnder3pro初期設定で印刷。

製作物

完成 f:id:nya03n:20210119221544j:plain

組立 f:id:nya03n:20210119221710j:plain

印刷時間は2時間40分ぐらいでした。 Ender3proとCrealityのPLAは印刷品質が高く非常に気に入っています。 角部もRを取っているのですが、きれいに作れており、手触りも良いです。 折角3Dプリンタを持っていいるのでもっと活用していきたいですね。

個人的な印刷コツ

ノズルとプレートのクリアランス

0.1mmで調整するのが安定。プレートの4隅をシックネスで調整。

ビルドプレートへの定着

初期印刷温度とビルドプレートの温度を少し高めにして、印刷速度を遅くする。 初期レイヤー印刷温度: 190℃ 初期レイヤープレート温度: 70℃ 初期レイヤー速度: 10mm/s で安定しています。

使用設備

3Dプリンタ本体

フィラメント