繋ぎ用の自作PC【組立編】

ついにマザボが届いたので組立ます。
と言ってもバラして部品を乗せ替えて元に戻すだけなので大した作業じゃないです。

rn.nyaomin.info

マザボ

午前中に届きました。
「安心な日本語説明入ってます」これは安心。
BIOSも更新済みでRyzen3000に対応しています。

マザボ箱の画像
マザボ

中身はこんな感じ。

マザボ開封画像
マザボ

シンプルですね。
この頃のSTEEL LEGENDは部品点数を減らして故障率を下げるというサーバー的なコンセプトだったそうです。 部品点数を減らす考えは私も好きなので好感が持てます。

組立

とりあえず、部品がすべて揃ったので組立てていきます。

CPU

はじめに、CPUを差し込みます。
標準のCPUクーラーマウントはCPUを入れる前に外しておきました。

CPUを乗せた画像
CPUを取り付ける

CPUはマザボの左上になんかマークがあるので、CPUの矢印と位置を合わせて乗せるだけです。すぽっと入ります。
向きが違っているとそもそも入らないので間違うことはないと思います。
乗せたら下のレバーを倒してCPUの取り付けは完了です。簡単です。
リモコンとかの電池交換のほうがよっぽど難しいです。

CPUグリス

CPUが取り付け終わったらグリスを塗っておきます。
今回は工具箱の中に転がっていた「SMZ-02S」通称「猫グリス」を使います。
その界隈では有名な液体窒素おじさん推しのグリスです。

CPUグリス画像
CPUグリス

こいつをCPUに塗って

塗った画像
塗った

カードかヘラみたいなもので伸ばす。
私はカードで伸ばしました。

グリスを伸ばした画像
伸ばす

几帳面な人はCPU全体にきれいに伸ばしたりしますが、通常使用するPCならそこまでしなくて大丈夫です。 むしろ、真ん中にグリスを盛るだけでいいです。クーラー取り付けた際に勝手に伸びていきます。

CPUクーラーとメモリ

次にCPUクーラーのマウントを取り付けます。 これはCPUクーラーによって方法が違うので説明書を読んでください。でも、これも簡単。ドライバーが使えたら小学生でもできます。

マウント取付画像
マウント取付

マウントの取付が終わったらCPUクーラー本体を取り付けますが、自分は先にメモリを取り付けておきました。
メモリの取付は切り欠きの向きに合わせて押し込むだけです。意外と差し込むのに力が必要ですが、そうそう壊れることもないので心配無用です。
その後、CPUクーラーを取り付けています。

クーラーとメモリ取付画像
クーラーとメモリ取付

CPUクーラーを乗せたあとは少しグリグリ動かしてください。
グリスとCPUクーラー間の空気が抜けてちょっとだけ効果が高くなる。
ような気がします。

M.2 SSDの取付

M.2 SSDの取付は上から斜めに差し込んで、倒してネジ止めするだけですがネジが小さいので注意が必要です。
普通の+ドライバーは2番という型番なのですが、このネジは+の1番です。小さいドライバーが必要です。(物によっては2番のやつもあるかもしれません)
とりあえず、取付。

M.2取付画像
M.2取付

ケースへの取付

あとはケースに取り付けて配線するだけです。
マザボのプレートを忘れずにケースに取り付けて。

プレート取付画像
プレート取付

マザボをケースに固定して、ファンを取り付けます。
ケースへの取付は写真がないですが、ようするにボルトで止めているだけです。

ケースへ取付画像
ケースへ取付

この時点で可能な配線をしておきます。
主に、ケースのスイッチ類ですが、ここが自作PCで一番むずかしいです。
起動ボタンとリセットボタンとLEDのコネクタがあるのですが、プラスとマイナスがわかりにくい上に小さい。 また、マザボの差し込み向きがメーカーによって違うのでマザボの説明書をよく読んでください。
(昔、ASUSマザボなら便利な中間コネクタがありましたが、今は無くなったらしいです。悲しい)
とりあえず、配線。

ケース前面パネルの配線画像
ケース前面パネルの配線

電源の配線

最後に電源を取り付けて、マザボ中央左にあるメイン電源と左上にあるCPU電源にコネクタを挿して終わりです。 CPU電源にコネクタを挿す際にCPUクーラーのフィンで手を切るのには気をつけてください。私はいつも通り切って流血しました。
完成。

完成画像
完成

裏配線とかどうせ見えないので適当。

裏配線画像
裏配線

使わないと思いますが、更新前のPCで使っていた256と128のSSDを裏に取り付けています。

起動

コンセントにつないで電源ON。
問題なく起動しました。おもしろくないですね。
というか最近のPC組立でトラブルに遭遇するほうが難しいです。
(youtubeとかでトラブっているのはわざとだと思っている)

起動画像
起動

マザーにLEDとかいらないんだけどな......

BIOSじゃなくUEFIもすんなり表示されています。
FANのモードとか、起動の順番とか起動時のlogoとかの設定をいじって再起動。OSを入れます。

UEFI画像
UEFI

OS

OSは何を入れるか悩んでいましたが、KDE neonにしました。
これもトラブルなくセットアップしました。
更新中。

KDE neon画像
KDE neon

動作

更新前のPCでも一度KDE neonを入れたことがあったのですが、その時よりはキビキビ動いている気がします。
実はファンも新品にしたので静かになりました。
若干、電源ファンのベアリングが怪しいかもしれません。
たまに軽くカタカタ言っている。

また、AMDなのでドライバ類もプロプラなものを入れる必要がなく、ubuntu系OSのセットアップも若干楽です。

まとめ

長々と書きましたが、マザボが届いたのが午前10時ちょっと前、OSを入れたのが午後12時半ごろです。この間、昼ゴハンも食べているので作業自体は2時間ぐらいです。
自作PCとか言われていますが、買った部品を取り付けているだけです。ミニ四駆や家具の組立てと同じで誰でもできます。 部品を選ぶのにもノウハウとかありません。価格.comの評判が良いやつを上から買えば大丈夫です。(取り付くかどうかは調べて)

OSの各種設定も終わり、中身が新しくなったPCで書き込んでいます。
わりと快適です。

あった方が良い工具とか物

基本、ホームセンターとかにある安いので十分です。
さすがに100均とかのやつは使ったことがないのでわかりません。