光造形3Dプリンタのフィルム交換

今回は光造形3Dプリンタのフィルムを交換します。

フィルムを交換する光造形3Dプリンタはこれです。

前回、電池ケースを光造形しようとチャレンジしましたが、なぜかフィルムを痛めてしまい、妙な跡がついています。
こんな感じになっています。

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交換前フィルム

真ん中に横線が入っていると思います。真ん中の丸跡は前からついてあった跡です。これは凸凹していないため、印刷に影響はなかったです。

フィルムがこの状態だときれいに造形できません。なぜこのような状態になってしまったのかは不明です。本当によくわかりません。
まぁ、言っていても仕方ないのでフィルムを交換します。

はじめに、フィルムを固定している六角穴付きボルト14本を外します。

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フィルム固定ボルトの取り外し

このボルトを全部外します。
外すとこんな感じで押さえ板とフィルムが取れます。

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分解完了

あとは簡単です。
各部品をきれいに清掃して、新しいフィルムを同じように取り付けるだけです。
ただし、新しいフィルムはボルトを通す穴が空いていないので押さえ板を新しいフィルムに乗せて、各穴に先端の尖ったものを刺してフィルムに穴を開けます。
ボルトが通ればいいので小さな穴を開けて無理やり通すといいです。フィルムなので割とむりやり通ります。

交換すると最終的にこんな感じになります。

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交換完了

ィルムが「ピン」と張られており、写真で見ると何もないように見えますね。
押え板からはみ出しているフィルムはカッター等で切って処理します。

また、ついでに光造形3Dプリンタの水準も測り直して、きれいに設置しました。

その後

フィルムを交換して、スライサーソフトも過去に上手く出来ていた「chitubox」を使い電池ケースを印刷してみましたが上手くいきません。
レジン硬化後、フィルムから剥がれる時に抵抗が大きく、印刷面から剥がれ落ちています。
ようするに、光造形するためには設計を見直す必要がありそうです。
光造形3Dプリンタは手間がかかるため、使い込んでいないので不慣れな点が出ました。

レジンも残り少なくなってきたこともあり、今回の電池ケースはいつものFDM式3Dプリンタで印刷することにします。 1回の印刷に5時間程かかりますが仕方ないですね。

光造形3Dプリンタも使い慣れておかないと、いざ、使おうとした時に逆に手間がかかってしまいます。反省です。