リュータMM50の購入

手工具として前々から欲しかったリュータを買いました。 私はリュータと呼んでいますが、商品名はルーターのようです。 ルーターと呼ぶと様々な製品と混同するため、私の場合はリュータ呼びでいきます。

プロクソンというメーカーの商品を選択しています。 たしか、ドイツのメーカーだったと思います。 昔、20 年ほど前に原付きをイジるためにこのメーカーのトルクレンチを使用していた記憶があります。

直近ではまだ使う予定がないため、とりあえず開封だけ行います。

商品

プロクソンの MM50 という型番のリュータとなります。 専用の 12V トランスと先端ビット、ちょっとした工具が付属している商品になります。 リュータは手で持ち、細かい作業を行うことが予想される為、トランスを内蔵しているものではなく、分離しているものを選びました。 分離している方が本体の重量が軽くなり、腕への負担を減らせるはずです。 ただし、その分、机の上などにスペースが必要です。

ちなみに、箱の左上やアマゾンの商品欄にキソパワーツールと表記がありますが、これは多分、輸入商社だと思います。 プロクソンはドイツの工具メーカーであり、そこそこ安くて使いやすい商品を展開しています。 恐らく、リュータや卓上の電動工具が有名だと思います。

本体スペック

  • 電源: DC12V (専用トランス)
  • 消費電力: 20W
  • 回転数: 8,000 〜 20,000 rpm
  • 本体寸法: 長さ 210mm 太さ Φ33.5mm
  • 本体重量: 約 250g
  • 定格使用時間: 15 分
  • コレットチャック: Φ2.35/3.0mm
  • ツールスタンドが付属
  • 専用のケースなどは無し

外観と試運転

外観は次の画像の通りです。

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中身

思ったよりコンパクトな中身です。 専用のトランスも重量はそこそこありますが、サイズは小さく作業時、机に置いてもそこまで場所は取らないです。 さらに、トランスにはピットを立てるスペースもあり、よく使うものを挿せるようになっています。 便利そうです。

本体とトランスの接続も専用のコネクタ形状をしています。 3 本のピンがあり、プラスとマイナスに加えて、向きを間違えないための位置決めピンがあります。 これにより、特定の向きにしか刺さらないようになっています。

開封後に試運転を行ってみました。 動作音も特に問題なく、低回転時はそれなりに静かで手に伝わる振動もそこまで大きくないです。 ただし、最大回転時はそこそこな回転音と手に振動が伝わります。 家で使う分にはそこまで回転数を上げる必要がないと思うので気にならないですが、仕事などで使う場合は長時間の使用に関して注意が必要かもしれません。

ちょっと気になる点として、起動スイッチと回転数の調整ツマミは分離させた方がよいと思います。 しかし、値段が安いことや本体がコンパクトな事を考えると限界だったのかもしれません。 事実、ちょっと大きな上位機種は起動スイッチと調整ツマミが別になっています。 まぁ、仕方ないです。

感想

まだ本使用していないため、使用感は不明ですが、リュータ全体はコンパクト静音動作で良さそうです。 付属品も必要最低限の工具、ビット、ビットを立てるためのスタンドもあり十分です。 ちょっと惜しい点として、起動スイッチと回転数調整ツマミが分離されていれば最高でした。 さらに、専用のケースがあれば完璧でした。 ただし、値段が安いため仕方ないと思います。

実使用感は早めに加工する物を用意して試してみようと思います。