Orijinal Prusa MINI+ の Base カスタム組立

前回からの続きです。

今回は印刷したパーツの組立を行っていきます。

が、

人が 3D プリンタを組立している作業なんて面白くないので簡単に流します。

そして、Orijinal Prusa MINI+ 全体の感想を書いていきます。

rn.nyaomin.info

MINI Base の組立

https://www.printables.com/model/63483-prusa-mini-base

上記サイトから印刷するパーツファイルを入手し、Orijinal Prusa MINI+ で全て印刷します。 それなりの時間が掛かります。

全てのパーツを印刷後に組立を行います。 組立方法はダウンロードしたファイル内にあるドキュメントか公式サイトにある youtube 動画を見ればわかると思います。 構造自体も難しいものではないので、見なくても組める人は組めると思います。 大体 30 分くらいで組み終わります。

私が失敗した点として、持っていた USB 延長ケーブルが使用できなかったです。 左折れの USB 延長ケーブルを使おうとしたのですが、脚に当たり入らなかったです。 公式で使用している USB 延長ケーブルは左に折れるまでの寸法が長いものを使用しているようです。 コンパクトタイプだったのが仇となりました。 仕方ないので普通の USB 延長ケーブルを使用しています。

組立前と組立後は次のようになっています。

組立前

組立前

組立後

組立後_正面から

組立後_背面から

なかなか良いのではないかと思っています。 思ったよりもデザインが良いです。

設置して、印刷できる状態にすると次のようになります。 フィラメントは 3D プリンタ下部に設置し、印刷したパーツに乗っています。 印刷が始まるとエクストルーダに引かれ、抵抗はありますが回ります。

設置

懸念点

基本的には良いと思いますが、フィラメントの回転方式のみ懸念があります。 特に私が気に入ってい使っているスプロールが紙製のフィラメントを使う場合に注意が必要かもです。

フィラメントは印刷したパーツ上に乗り、エクストルーダのフィラメントを引く力で回転させる方式です。 この方式だと摩擦抵抗があり、フィラメントの回転がスムーズでなくなります。

Prusament の様なプラスチック性のスプロールであればそこまで問題なく回ると思いますが、紙製の場合、抵抗が大きいです。 また、紙製の場合、摩擦で擦れた紙がボロボロになり出てくるのではないかという懸念もあります。

今の所、問題なく印刷できていますが、完成して数回しか印刷していないので要観察だと思います。

問題があるなら改善していきます。

Orijinal Prusa MINI+ 全体の感想

Orijinal Prusa シリーズは設備として十分完成していると思います。 初めてクローン品ではなく Orijinal Prusa シリーズを購入しましたが、プリンタ本体、マニュアル、スライサー全てが高いレベルで揃っており設備として完成していると思います。

フィラメントさえ購入すれば何も考えなくても 3D 印刷が楽しめます。 そのフィラメントも少々高いですが、Prusament シリーズを買えば最適な設定まで用意されています。

3D 印刷が目的であれば Orijinal Prusa シリーズを購入して間違いないと思います。

ただし、私のような機械を触りたい人にとってはおもしろく無い機種とも言えます。 デフォルトの状態で完成されており、特にイジる必要がないです。 機械を触りたい人にとってこれはちょっと寂しいです。

少々値段が高いですが、初めて 3D プリンタを買う人は Orijinal Prusa シリーズを買うと失敗がないです。

おわり

Orijinal Prusa MINI+ を購入してカスタムも行い、本格的に使う準備ができました。 一応、サブ機という位置づけでありますが、これから活躍してもらおうと思います。

次は VORON シリーズ辺りを作るかもしれないです。