Orijinal Prusa MINI+ の Base カスタムを行う

Orijinal Prusa MINI+ を購入してサブ機として活用しています。 初めてクローン品では無く正規品の Prusa シリーズを購入しました。 非常に出来の良い機種であり満足しています。 安定性に関しては主で使っている Ender3 Pro の改造品より優秀かもしれないです。

ただし、小型機種とは言え実際に印刷するとなるとスペースを有します。 標準ではフィラメントを横に置くことや電源アダプタがあります。 横幅だけで考えると Ender3 シリーズより必要です。

そこで、色々とカスタムを考えていると公式にすばらしいカスタムがあるのを見つけました。

今回はこのカスタムを行っていきます。

MINI Base

公式から提案されている MINI Base というカスタムがあります。

https://blog.prusa3d.com/enter-the-mini-base_50290/

youtube 動画などを見てもらうと非常に格好が良いと思います。 また、各部品の配置も悪くないです。 特に脚のデザインが良いです。

さらに、これらのパーツは全て 3D プリンタで作ることができます。 大きなパーツも設定を調整すれば Orijinal Prusa MINI+ で印刷できるように設計されています。

ただし、当然ですが非常に時間を必要とします。 私の設定では最大で印刷時間 17.5 時間のパーツもあります。 ちょっと時間がかかります。

製作

とりあえず、全てのパーツを印刷するところから作業は始まります。

https://www.printables.com/model/63483-prusa-mini-base

ここから stl ファイルや 3mf ファイルがダウンロードできます。

ダウンロードしたら Prusa Slicer で Gcode に変換して印刷していきます。 使用するフィラメントは Overture の PETG フィラメント黒と白です。 本来であれば色や材料は合わせた方がカッコ良いのですが、Prusament シリーズのフィラメントは高級品です。 Overture の PETG フィラメントに対して 2 倍以上の価格となっています。 流石に個人で使う分には躊躇う金額差なので安く済ませます。

ということで、パーツを印刷しました。

パーツの印刷完了

合計印刷時間は 75 時間程となり、時間が掛かっています。 私が今まで行ったカスタムとしては総合印刷時間が最長かもしれません。

また、材料もそれなりに使用しています。 特に脚を印刷した黒フィラメントは 500g 程の使用量となっています。 これは Prusament フィラメントを使う場合だと金額もそれなりになってきます。

つづく

このパーツを印刷するために寝ているときも同じ部屋で 3D プリンタが稼働していました。 そのため、少々寝不足なのと長くなりそうなので続きます。

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