安定化電源 OWON P4305 の購入

電子部品を触るにあたり、安定化電源を購入しました。 コスパとそれなりの信頼を重視して OWON 社の P4305 を選びました。 安定化電源というのは簡単に言うと好きな電圧を出力できる電源のことです。 一台もっているとなにかと便利です。

今の所、問題なく動作しています。

外観

注文は正規代理店の SCS に行いました。

届いた時の外箱はこんな感じです。

外箱

正規代理店で購入した為か非常に綺麗な箱で中の梱包も丁寧にされていました。

本体の外観はこんな感じです。

外観

外観に関しても特に損傷なく非常に綺麗な状態で届いています。 また、LCD パネルも保護シートが取り付けられており、気を使った梱包をしています。 他社と比較して安い商品とは言え、それなりに名を売っているメーカーなので当然かもしれません。

付属品は電源ケーブルRS-232C ケーブルと取説類です。

付属品

電源ケーブルはアース付きの 3 ピンタイプです。 私はこの手のケーブルについているアースピンはペンチで折ることにしているため、折りました。 ケーブル自体はちょっと細めで割と柔らかいです。

RS-232C ケーブルは使わないためそのまま予備ケーブル入れに入りました。 そんなに電源でプログラムを組むほど使い込まないと思います。

取説類は当然、全て英語です。 SCS 社へメールを送ると日本語に翻訳された取説を PDF で送ってくれますが、そこまで複雑な機器ではないため無くても使えると思います。

製品の詳細

簡単な製品の詳細を書いておきます。

  • 型番: P4305
  • 動作電圧範囲: 100-120V 50/60Hz (日本の電源でも当然使えます)
  • 出力電圧: 0-30V (過電圧保護 31V)
  • 出力電流: 0-5A (過電流保護 5.1A)
  • 出力電力: 150W
  • 設定保存メモリ数: 5

あとは負荷やノイズなどそれなりの仕様となっています。

本体サイズは W=117mm H=194 D=290 となっています。 実物を測定しても大きくズレてはいないです。 また、D=290 は前面の突起部も含めた寸法となっています。

重量は約 6kg です。

電源を入れると若干、低音のブーンという音が聞こえますが、まぁこんなものだと思います。 (何回か電源の ON/OFF を繰り返していると完全に音が消えました。)

起動画面はこんな感じです。

起動画面

電圧、電流の出力波形を見ることもできます。

波形

内蔵メモリにはいい感じの設定がはじめから保存されています。 これは非常に親切だと思います。

メモリ

代理店について

owonjapan といういかにも正規代理店に見えるサイトはowon と全く関係ないサイトのようです。 Google 先生に尋ねると一番上に表示されるため勘違いしそうですが、本当に全く関係ないようです。

owon 本社のホームページにも正規代理店は SCS 社と記載されています。

まぁ、SCS 自体もホームページが昔風でちょっと勘違いされやすいかもしれないです。

ちなみに、owonjapan の方には owon の正規販売代理店はウェーブクレスト株式会社だと書いています。 このウェーブクレストという会社もなんかよくわからない会社です。

さらに、siglent という同じ計測器メーカーについても同じ手口で誘導しているようです。 siglentjapan というサイトがありますが、このサイトはsiglent と全く関係ないサイトのようです。 siglent の正規代理店は ADWIN という会社で本社のホームページにも記載されています。

この siglentjapan も日本国内正規販売代理店はウェーブクレスト株式会社だと書いています。 owonjapan と同様の手口のようです。

owon の正規品を amazon で購入するためには販売元を SCS にすれば良いです。 amazon 発送より時間はかかりますが正規品が届くため安心できます。

siglent についてはよくわかりません、amazon が販売するものに正規品と書いていますが、詳細は不明です。

おわり

長くなった為、一旦おわります。 次回はテスターを使って電源の出力を確認します。

次回

rn.nyaomin.info