ポモドーロテクニックと集中維持

時間管理技術のひとつに「ポモドーロテクニック」というものがあります。

内容は数年前に知っていたのですが、実践したことがなかった為、実践してみました。

結果は思った以上に集中が続きます。 ただし、「休憩時間の使い方」によっては一気に集中力が削がれます。 時間管理の方に話が向かいますが、合わせて休憩時間の使い方を工夫することが良いと思います。

ポモドーロテクニックとは

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%A2%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF

テクニック自体の概要は簡単な時間管理となっています。

手順 内容 時間 (分)
1 作業 25
2 休憩 5
3 作業 25
4 休憩 5
5 作業 25
6 休憩 5
7 作業 25
8 休憩 15

手順 8 まで終わると 1 に戻ります。 大体、2 時間の区切りとなっているため、朝から始めると考え、2 回行い昼食、2回行い終業という感じになるはずです。 デスクワークの人は取り入れやすい時間管理方法だと思います。

作業時間 25 分 + 休憩時間 5 分を「1 ポモドーロ」と呼び、急用などで邪魔が入った場合はそのポモドーロは終了したとみなします。

行った感想

思っていた以上に集中して作業できます。 内容としては集中して作業を行い、疲れ切る前に休憩することにより、脳疲労の蓄積を抑えるというテクニックだと思います。 25 分という時間が絶妙だと個人的には感じています。 人間の集中力は 15 分程度だと聞いたことがありますが、個人的には集中に入る前の加速と減速時間があると思っています。 それぞれ 5 分と考えるとやはり 25 分という時間は絶妙だと思います。

ただし、このテクニックでは良く言われる「作業中より休憩時間の使い方が重要」という問題は解決できないです。 例えば、休憩中にちょっとだけと思いゲームなどをして思った以上に時間が経過していたという問題があります。 これらの問題には対処出来ず、作業中の集中維持に重きを置いたテクニックです。

結局、休憩時間に何をして過すかということが最重要なのだと感じます。

休憩時間の過ごし方

基本的に人間は長時間の集中ができないです。 これは色々な所で言われており、自身の体験からも信憑性が高いと思います。

そのような性質の中、休憩時間も集中力が必要なことに費やすというのは良くないと考えます。 作業に集中するための休憩なのに、休憩時間で集中力を要することを行うことはナンセンスです。 例えば、ゲーム等です。 個人的には読書も集中力を要する為、ポモドーロテクニックを使っている時は避けた方がようのではないかと思っています。

集中の反対は拡散なので、何か集中を拡散するようなことを行うのが良いのではないかと思っています。 ストレッチや歩行等の身体を動かす行為が適当ではないかなと思います。

ただし、これらの方法はまだ試していないです。 徐々に試してみます。

おわり

ポモドーロテクニックという時間管理の方法を試してみました。

集中力を維持するという目的であればかなり有能な時間管理だと思います。

ただし、作業を始めるという一歩目のきっかけ、休憩時間の過ごし方など個人に由来する問題点もあると思います。 このあたりは自分の作業環境や目標、目的など様々な要素が絡んでくると思うので難しい点です。

なにはともあれ、勉強や集中を要する作業を行う際には積極的に使いたい技術です。

余談

調べてみると何やら専用の本なども販売しているようです。