耳栓と集中力

前回は集中力を維持するための時間管理についてポモドーロテクニックについて書きました。

今回は周囲環境である「音」について書いてみます。 タイトルにある通り、私の場合、集中する時は可能な限り音がないことを理想としています。 特に耳栓を使うと周囲の音が遮断され、いい感じです。 さらに、耳栓を使うと体内の音がホワイトノイズのように聞こえ私にとって非常に集中できる環境となります。

集中時の音

現代は科学の時代であり、身の回りの様々なことが研究され解明されています。

その中で、勉強に集中する際の音について、無音よりもある程度の雑音がある方が集中できるそうです。 人が無音の空間に長時間いると精神を病んでしまうそうです。

ただし、「ある程度の雑音」というのがどの程度を指すのかは人によって違うと思っています。 調べてみると喫茶店ぐらいの音や図書館ぐらいの音、雨音などの自然音が良いという意見をよく見ます。

私の場合は耳栓を着用して体内の音が聞こえている状態が最も集中できている気がします。 喫茶店の音は私にとってうるさすぎます。 図書館は非常に良いですが、稀に小声でしゃべる人がいて集中できない状態となります。 図書館などで発する小声は本人が思っている以上に周囲に届き、普通にしゃべっているよりうるさく感じてしまいます。 自然音も良いのですが、スピーカーで流した際にちょっとした変化で集中が切れてしまうことがあった為、最終的に耳栓となっています。

最もおすすめできないのは「音楽」などの BGM です。 音楽を聞いていた方が集中できると言う人もいますが、私は疑問に思っています。 実際に自分で行った際は全く集中できず、捗らず、内容を覚えてもいなかったです。 集中できる人もいるのかもしれませんが、少なくとも私には無理でした。 運動中の音楽でさえ、どっちにも集中できなくなったので辞めました。 やはり、音楽は気分転換に聞くのがよいです。

耳栓

耳栓は昔から色々と試し、現在は MOLDEX フォームタイプという物を使用しています。 フォームタイプというのは指でつぶして、耳穴に入れ、時間が経つと膨らんでフィットするタイプの耳栓です。 本体が非常に柔らかく、耳穴の形を選ばずに使用でき、痛くもなりにくいため長時間の装着にも向いています。 欠点は何回か使用していると潰れや膨らみが悪くなり使用できなくなることです。 まぁ、使い捨てということです。

おすすめのやつ

フォームタイプとは別にフランジタイプという種類もあります。 こちらは柔らかいシリコンで作られた耳栓です。 繰り返し使用できますが、耳穴に合ったサイズを選ぶことと個人的にフォームタイプよりフィット感が薄いと感じます。 ただし、汚れたら水洗いができ、何回でも繰り返し使うことができます。

現状、おすすめのやつは無いです。

おわり

集中した作業を行うためには周囲の環境を整えることが大事です。 特に私の場合、音で集中が切れてしまうことが多々ありました。 耳栓を使うとそれらが抑制されて非常にいい感じに集中できます。

勉強など長時間の集中が必要な時、音に敏感な人は耳栓を使ってみるとことをおすすめします。