Emacsへの再入門

私は PC で文章を書く際にテキストエディタを使用しています。 仕事などで word を使う際にもテキストエディタで下書きを書いて、コピペして整形しています。 ちなみに、仕事ではブログのように適当な書き方をせずに、割と真面目に書いています。

なぜ、このような面倒なことをしているかというとテキストエディタを使うと文章を書くことに集中できるからです。 私は word などを直接使っていると不必要な機能や見た目が気になり集中できないです。

そこで、テキストエディタを使用しているわけです。

そして、今更ながら GNU Emacs というエディタを試しています。 一般的にはプログラマがプログラムコードを書く際に利用されるエディタです。 このエディタは歴史の古いソフトウェアで vi と比較されることが多くエディタ戦争の火種になるエディタです。 実際の所は vi 側が完全勝利していると私は思っています。

ちなみに、一般的に vi や Emacs 等というエディタを使うことは全く勧めないです。 高機能なテキストエディタを使う必要があるのであれば vscode を勧めます。

私は少し前に、メインで使用するテキストエディタvscode に乗り換えていました。

rn.nyaomin.info

しかし、一部どうしても気に入らない点があり、なんとか解決を図っていたのですがどうも無理そうなので Emacs を試しているという状態です。

実のところ、Emacs を使用していた過去があります。 私が趣味で C 言語などを触っていた頃です。 始めは linux 系 OS に標準装備されている nano というエディタを使っていたのですが、もう少し機能が欲しいと感じていました。 その際にマニアックな友人から Emacs を紹介されてしばらく触ってみたところ慣れてしまったという過去があります。

もう 10 年以上も前だったような気がします。

遍歴としてはそこから恋に落ちるエディタと名高く、長く愛用した sublimetext に移行しています。 githubatom というエディタを開発した時は一時期それを使っており、あまりの重さに sublimetext に戻ったりしていました。 そして、去年の秋頃から vscode を使っています。

エディタ変更の流れは次のような感じです。

nano -> Emacs -> sublimetext -> atom -> sublimetext -> vscode

こうして振り返ってみると節操がないですね。 流行り物に飛びついている印象です。

この中で、最も長く使ったのは sublimetext です。 しかし、このソフトは有料ソフトでそれなりの金額が必要です。 プログラマでもない自分が趣味で使うには高級品です。 無料で使えないことも無いのですが、ボップアップが出たりして気が引けます。 ということで、最近はインストールすらしていないです。

今使っている vscode は基本的にすばらしいエディタだと思いますが、アップデートの通知が鬱陶しかったり、私の環境では微妙な不具合が発生しています。

そのため、なんとなく元に戻って Emacs を再び試しているわけです。

Emacs には org-mode という素晴らしいメモ環境があります。 詳しくはそのうちに紹介するかもしれませんが、簡単に言うと機能強化された markdown みたいなものです。

昔は PC でメモを取ったり、文章を書くこともなかったのですが、ここ数年で私の外部環境も大きく変わっています。 デジタルで様々なことを管理するようになり、仕事でも文章を書くことが増えています。

org mode を使えば文章を簡単に素早く書くことができ、PDF などへの書き出しも可能です。

と、まぁ、色々とあり Emacs なんていう古のエディタを再び試しています。 気に入った設定などが出来れば使っていくと思います。

最後に、もう一度、一般的には全くおすすめしないです。