テキストエディタを code-oss へ乗り換えた話

メインで使用しているテキストエディタvscode へ乗り換えました。 厳密に言えば code-oss なのですが、まぁ、その辺りは気にしなくて良いと思います。

vscode とは

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/visual-studio-code/

今更ながら vscode とは microsoft が中心となり開発している高機能なテキストエディタです。 テキストエディタと言いますが、中身は chromium という google chrome の元になっているブラウザみたいなものです。 そのため、javascript 系の技術があれば拡張機能を作ることができます。

主にはプログラム等を書く人が使っていますが、高度な拡張機能があるため私のような機械系の人でも使う価値があります。 例えば、3D プリンタや CNC などで使われている Gcode というテキストデータがあります。 普通のエディタで Gcode のハイライトに対応しているものは極小ですが、vscode拡張機能で対応できます。 ちなみに、自分は使っていないです。 Gcode に関してはシンタックスが無い方を見慣れているからです。

また、ブログでもよく使う markdown と相性が良いと思います。 ブラウザを元にしているということもあり、簡単にプレビューなどが表示できます。 vim などでもあった table を簡単に作ることができる拡張もあります。

とにかく、高機能なエディタです。

乗り換えた経緯

code-oss に乗り換えた経緯は簡単です。

以前から愛用していた sublimetext のライセンス切れと使用していた拡張機能が数年間アップデートもメンテナンスもされていないからです。 あと、OSS を信望しているのにクローズドソース使っていると友人に煽られたからです。

設定の変更

私が行う設定変更は基本的に無駄な表示やボップアップを消すことから始めます。 メニュー表示や code lens などはプログラマでない私には不要です。

そして、次に大事なのはキーボードショートカットです。 vscode 系のエディタはほぼ全てのキーボードショートカットを変更できるのですばらしいです。 特にオートコンプリート表示に対しての動作には私なりの拘りがあります。 この部分を変更できないエディタはどうしても避けてしまいます。

拡張機能

拡張機能markdown のプレビューとテーブル作成、あと rainbow CSV というものを入れました。 それ以外は標準の機能で十分対応できそうです。 私の使い方が非常に簡易的なので入れる必要がないです。 というか、標準機能の充実度がすごいです。

本家 vscode と code-oss の違いを簡単に

本家 vscodemicrosoft が中心となり開発、code-ossgithub で開発されているオープンソースを利用してコンパイルしています。 つまり、microsoft との関係が無くなっています。

また、拡張機能を取得する場所が microsoft 独自の場所から open vsx という場所になっています。 まぁ、これも OSS の一環だと考えてもらうと良いです。 しかし、microsoft 独自の場所と違うために片方にある拡張がもう片方には無いという問題も発生します。 私の身近な拡張でいうと PlatformIO は open vsx にないです。

おわり

テキストエディタを code-oss に乗り換えました。

今の所、困っている事はないですが、使いながら自分仕様に設定変更していこうと考えています。