フィラメントドライヤの導入

日本の梅雨時は湿気がえらいことになります。 私が住んでいる高知県などは海も近く、梅雨時の雨も多いためベダベタがすごいです。

私は 3D プリンタなどの機械をイジって、適当に遊ぶことを趣味としています。

最近の主戦力となっている 3D プリンタはフィラメントと呼ばれる材料を溶かして重ねて物を作っていくのですが、この材料が湿気に弱いです。 フィラメントが水分を吸うと 3D プリンタで製作する物の造形が崩れたり、印刷不良が多くなります。

実際、この時期に作るものは湿気のため形が崩れ、後処理が大変なことになります。

そこで、材料であるフィラメントを乾燥させる専用のドライヤを導入することにしました。 例えば、食品乾燥機でも代用できますが、そこまで高いものでは無いため、専用のドライヤを買います。

専用のドライヤを買うにあたって重要視したことはファンの有無です。 要するに静音性です。 フィラメントの感想はそれなりに時間が必要なので可能であれば寝てる間に行いたいです。 その間、ファンがうるさいと寝れないため、静かな製品を求めています。

色々調べて見ると sunlu 社の S2 というフィラメントドライヤが静かで良さそうです。 見た目の悪くないです。

ということで、購入しました。

sunlu S2

蓋の部分があまりにもテッカテカで部屋を反射するため倒して写真を撮っています。 汚い部屋とか映ると目障りです。

電源は一体型の 24V 仕様です。

電源

蓋を開けるとこのような感じになります。

蓋を開けた状態

白いシートに見える部分が発熱し、フィラメントを乾燥させます。

フィラメントを入れたとき

フィラメントを入れるとこのようになります。 意外と使い難い色の Prusament オレンジを乾燥させるために入れています。

タッチパネルの設定項目

設定は正面に付いているタッチパネルで行います。 安いので仕方ないですが、一部、反応に怪しい部分があります。 まぁ、一度設定してしまえばそうそう変更することがないので気にしないことにします。

とりあえず、フィラメントドライヤの導入でした。 乾燥後に印刷を行ってみましたが、糸引きは確かに減ったように思います。 あと、水分のプチプチ音も当然、改善されています。

このフィラメントドライヤはなかなか使えます。 今度から買ってきたフィラメントは初めに乾燥させようと思います。

余談

この三日間ほど、暑すぎます。 天気予報によると湿度 98% とか表示されています。

もう、ここまでくると泳ぐのと変わらないです。