PC ケースの購入

新調しようとしている PC の部品を徐々に揃えていきます。 最終的な完成は 10 月中を予定しています。

今回は PC ケースを購入したので眺めていきます。

購入した PC ケース

PC ケースは長尾製作所のオープンフレーム ver.ATX を選択しています。 2019 年か 2020 年くらいに発売して異常に評価が高い PC ケースです。 "日本製"という点も評価が高いポイントだと思います。

オープンフレームなので各 PC パーツを眺めることができます。 公式の HP にも「PC パーツの造形美を楽しむためのケース」的なことを謳っています。 長尾製作所自体が板金加工所みたいなので加工美にこだわりがあるのだと思います。

ただし、弱点としては埃と冷却です。 当然ながらマザーボードやメモリを埃から守る外壁はないです。 そのため、通常の密閉ケース等と違いそれらの影響で故障するリスクは高くなります。 また、PC パーツ全体のエアフローが確保できないため、冷却面でも不利です。 クーラーが付いているピンポイントでは通常のケースと差がないと思います。

このケースを選択した大きな理由はそのサイズです。 ATX マザーボードを取り付けできるケースとしては最小の部類に入ります。 また、ついでとして、オープンフレームなのでマザーボードをイジり易いことも私にとってプラスです。

組立

通常の PC ケースと違い組立が必要になります。 と言っても、数カ所ほどネジ固定するだけなので開封から 15 分もあれば十分です。

届いたパーツは次の通りです。

部品類

基本的にはレーザー切りして曲げ加工した鉄板です。 塗装の上から厚さを測ると 1.7mm だったので、t1.2 の鉄板に総膜厚 0.25mm くらいだと思います。 見た目は塗装のムラや剥げ、バリも無く、非常にキレイです。 レベル高いです。

組立自体は説明書に従うだけです。 特に難しいことはないですが、薄い鉄板にタップを切っているのでネジ部をナメないように気をつけます。 例えば、フロント部を固定しているネジは M4 の並目です。 M4 の並目ネジはピッチが 0.7mm なので、ネジの掛かりで言えば 1.7 周です。 しっかり固定しようと思い、ネジをキツく締めると意外と簡単にナメる寸法です。 ナメない時は一切ナメないですが……

そんなこんなで組立完了です。

組立完了

コンパクトで非常に良いと思います。

おわり

PC を新調するにあたり、PC ケースだけ組み立てました。 PC ケースだけではなんとも言えないので早くパーツを揃えて全部を組みたいです。

あと、取っ手が意外と便利です。

今回買った物