新しい 3D プリンタを導入しました。 機種はオープンソース 3D プリンタ界の英雄である PRUSA RESEARCH の Original Prusa MINI+ となります。 少し高いですが、クローン品ではなくオリジナル品を購入しました。
色々な機種を持っている人にとっては最高のサブ機としても名高いです。
この機種を選んだ理由は少しやってみたいことが出来た為です。 名の通ったメーカー品であり、品質および印刷の安定度も抜群です。 やはりオリジナル品にはコピー品にない信頼があります。 PRUSA RESEARCH 社に関しては youtube 等でも品質管理の徹底ぶりが伺えます。
Original Prusa MINI+ とは
https://www.prusa3d.com/category/original-prusa-mini/
PRUSA RESEACH 社が 2019 年後半に発売した小型の組立式 3D プリンタのバージョンアップ版です。 発売元が PRUSA RESEARCH ということでオープンソースハードウェアです。 プリント品のデータから回路図、ソフトウェアまで全てオープンソースとなっています。
詳しいスペックは公式 HP を見てもらうと記載されています。
開封
公式通販から購入し、輸入してもよかったのですが、早めに欲しいということで amazon で購入しました。 為替を考えると、まぁ、こんなものかという値段です。
入っていた物は以下となります。
パーツ類
キレイに袋分けされて入っています。 付属の工具は使わないのでいつも捨てています。
HARIBO とかいうお菓子も付属品です。 3D プリンタ界隈ではこのお菓子を食べながら組立作業を行うという一種の定番ネタがあります。 HARIBO は正直そんなにおいしくないと思います。
それと、テスト印刷用の PLA フィラメントが付属します。 これは高品質で有名な Prsament の物です。 バニラホワイトとギャラクシーブラックが少しだけ入っています。 それぞれ、ベンチマーク用の船が二つほど作れるくらいの長さです。
ユニット
Amazon で売っていた物は半組立品だった為、ほぼ出来上がっています。 ベッドと XZ 軸のユニットを接続して、少し配線を行えば完成します。 全組立でもよかったのですが、これしか売っていなかったです。
おっさんのシール
PRUSA RESEACH は創業者のおっさんの顔を前面に出してきます。 機種の初期セットアップ画面でもおっさんの顔が出てきます。 youtube で見る限りはすごい良い人そうです。
組立
組立自体は上でも書いた通り、ユニット二つをネジで固定して、配線と LCD をセットすれば完成します。 ただし、ユニットの接続は狭くて作業性が悪いです。 アルミフレームを使った機械でよくあるのですが、ナットとボルトの接続が行いにくいという問題があります。 Prusa MINI も正直、接続し辛かったです。
アクセサリとして、フィラメントホルダも付いてきます。 これはベアリングの上にフィラメントを置くだけという簡易的なものです。 使っても使わなくても良いと思います。
とりあえず、全部組むと下写真のようになります。 半組立品なので組み立てに関して書くことがないです。 ネジ二本止めただけなので......
PRUSA RESEACH の印刷物について
PRUSA RESEACH 社の印刷部品は意外と荒いところもあります。 機能として問題無いところなのでしょう、印刷物もオーバーハング部で垂れがあったり、ゴースティングがすごく出ている箇所もあります。
つづく
今回は Orijinal Prusa MINI+ の開封と組立を行いました。
次回は初期調整を行っていきます。