3Dプリンタのフィラメントガイド導入

3Dプリンタのフィラメントを吊り下げていたフックが使えなくなったのでフィラメントガイドを導入しました。以前、DIYで棚を作った時に3Dプリンタの置き方を若干変えました。そのため、使っていたフックを再利用することが難しくなりました。もともと、スムーズにフィラメントが送られない等の問題があった為、今回、市販品のフィラメントガイドを購入してみました。

買った商品はこれです。

構造は単純で、溝付のローラが付いたベアリングを鉄板にボルト止してフィラメントのケースを乗せるだけです。 印刷中にフィラメントが引っ張られるとベアリングが回転し、抵抗なくフィラメントが供給されると言うわけです。

実際に設置するとこんな感じになります。

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3Dプリンタ周辺

設置後にいつものベンチマークである「船」をテスト印刷してみました。
出来はこんな感じでいつもと変わりありません。若干、寸法の出来が良いような気がしますが、それは設置する時に水準をキッチリ出したのと 印刷テーブルの高さをシックネスゲージを使って正確に調整したためだと思います。

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造形物ベンチマーク

感想

思っていた以上にスムーズにフィラメントが供給されます。造形物に大きな違いは見られませんが、フィラメントを供給する音がゼロになり、 印刷時にフィラメントの供給を心配する必要がなくなりました。

溝付きローラの出来やベアリングを軸ではなくボルトを通して固定するなど気に入らない点はありますが、それでも十分に使えます。

今までは印刷中にフィラメントが切れないか等、心配することが色々ありましたが、今後は放っておいても良さそうです。
捗りますね。

棚を作ってからフィラメントが供給できないため、3Dプリンタの稼働ができていない状態でしたがついに復活しました。
色々と作らないといけない物があるのでがんばってもらいます。
捗りますね

余談

しかし、これ1,600円もします。
ホームセンターで2個300円とかで売っている「戸車」などを使えば1,000円程で作れそうです。
もう一個必要になったときは作って見ましょう。