年末に大掃除をした際にホコリだらけの arduino uno が出てきたので久しぶりにちょっと動かしてみました。 3D プリンタの影響もあり、最近はものづくり系にハマっているので電子工作も勉強し直そうかな、なんて考えています。
Arduino Uno とは
Arduino Foundation や Holding が販売、商標管理をしているワンボードマイコンの一種です。 arduino が出てくる前は電子工作と言えば microchip 社の PIC シリーズが定番でした。 しかし、PIC はプログラムを書き込むためのライタが少々高いことや開発環境が整っていないこともあり敷居が高かったです。 arduino はこれらの問題を大きく改善し、使いやすいマイコンを用意したことにより、爆発的に普及しました。 arduino もいろいろな種類のボードがありますが、Uno は最も一般的なボードとなります。
開発環境
開発環境は公式から IDE が公開されています。 現在は ver 1.8.19 と ver 2.0.0-rc3 があります。 ver 2 の方は安定した状態みたいですが、一応、まだリリース候補版となります。 ver 1 の方は Apache Log4j の問題に直撃したそうですが、現在は完全に解決しているそうです。
個人的にはこれからインストールするのであれば ver 2 の方が良いと思います。 ただし、UI は日本語に対応しておらず、英語となっています。
見た目は完全に VS Code です。
ver 1 と違い、キーボード・ショートカットも細かく自分好みに調整できます。 詳しくないですが、多分、Eclipse Theia を元にして作っているんだと思います。 よく知らないです。
L チカ
電子工作を行うにあたり、初めに LED を光らせることは不文律です。 幸いにも arduino uno は基板上にテスト用の LED が用意されています。 ピン番号 13 番を使い LED を操作できます。 電子工作なんて言いますが、工作なんて必要なく初めの一歩を踏み出せます。
arduino uno を買った人の九割が書くであろう L チカプログラムを書きました。
書いたら、IDE のツールバーにあるドロップダウンメニューからボードを選び、右向きの矢印ボタンを押してアップロードします。
これで、ボード上の LED が適当に点滅します。
とりあえず、これで初めの一歩は終了です。 さて、何をして遊ぶか全く考えていないのでこれで終わりになる可能性もあるかも
余談
正直、公式の IDE より、PlatformIO の方が使いやすいかも。
あと、最近は arduino uno より、ESP32 の方が人気かも