不幸は重なる

昨日、私が生活している家の母屋で飼われている最後の猫が老衰のため逝ってしまいました。

今年 5 月には相方だったオス猫が病気の為、先立っており続く別れに悲しんでいます。

母屋に住んでいる老夫婦は 2 匹のオスメス老猫を飼っており、5 月にオス猫が 8 月にメス猫が逝ってしまったという状態です。 16 歳で逝ったオス猫の方は原因が腎臓病が主な原因でしたが、昨日逝った 17 歳のメス猫は老衰が原因です。 数日前から餌もほとんど食べなくなり、自分の好きな場所でじっとしている状態が続いていました。 病院に行っても特に病気などではなく、手の施しようがないと言われていました。

年齢的にも最期が近く、ストレスを掛けずに好きにさせてやりたいという飼い主の思いも受け、特に縛ることなく自由に行動させていました。 そして、昨日、本人が夏になると気に入っていた母屋の廊下の端で眠るように逝ったようです。 先に逝ったオス猫に会いに行ったのかもしれないです。

また、今回はオス猫の時と違い、火葬前に最期の姿を見ることができました。 本当に眠るように穏やかに逝っていました。

調子が悪くなってから夜もお気に入りの場所から動かなかったメス猫ですが、不思議なことに結果的に最終夜となった日には飼い主に甘えて一緒のふとんで寝たそうです。 なにか思うところがあったのかもしれないです。

この一年、親類やペット等に不幸が続いており、気分が沈んでしまいます。 特に、飼い主である老夫婦は 2 匹の家族を失っており気分が沈んでいます。 老猫だったこともあり、仕方ないとは言えやはり悲しいです。

今回も思い出の写真を眺め感傷に浸っています。 いつか、私の部屋に居座っている姫猫とも別れがくるのかと考えるとなんとも表現できない気分になります。