今回は猫ドアを取り付けるために実際に製作していきます。
大した作業ではないですが、実際にDIYをやるときは怪我に気をつけてください。
木材の加工
下書き
はじめに猫ドアを取り付ける穴を開けます。位置と寸法を間違えないために鉛筆で木に直接下書きをします。早速、線を間違えています。写真の外側の線は引き間違いで、内側の線が正しい寸法となります。最終的に塗装をするので今回は消さずにそのまま作業を続けます。
穴あけ
下書きが終わると穴を開けます。今回は倉庫に転がっていたディスクグラインダー (通称サンダー) という電動工具を使って切りました。この工具を使うときは非常に危ないので保護眼鏡と工具をしっかり持てる握力が必要です。体調が優れないときは使用を控えましょう。
めっちゃ木が焦げていますが無事に穴あけ終了です。
猫ドアを合わせてみるとこんな感じ
猫ドアの加工
次に猫ドアが木から飛び出している部分を切ります。ここは猫ドアの取説をよく読んでください。長い分にはまた切れば問題ないですが、短くなってしまうと悲惨です。
木と同じようにディスクグラインダーを使って切ります。プラスチックの場合、溶けた部分が残っていると思うのできれいに取り除きます。
切って合わせるとこんな感じです。ついでに固定用の穴もドリルで開けておきました。今回は木が薄いので木ネジを使うのではなく長いボルトを使って、ボルトナットで固定するためです。
塗装
最後に塗装して仕上げます。外に設置するので真面目に防腐防虫の下塗りもします。
仕上げの塗装は以前に使った塗装が余っているので同じものを使います。同じ色になるため変わった感がでないと思いますが防腐防虫の塗料というのは高いので貧乏人は使いまわすしか選択肢がありません。
塗りました。
レールの作成
塗料が乾くまで時間があるのでその間に3Dプリンタでレール部分の部品を印刷します。見た目も簡単な部品ですが、3Dプリンタで印刷すると平気で3、4時間かかります。
また、私の持っているプリンタは長いものは印刷できないので2つ同じ部品を作る必要があります。計6時間ほどかかります。
今回は初めて作る部品なので2つ一気に印刷するのではなく、1個作り出来をみてからもう1個作るという手順で作りました。フィラメントはいつものCreality 3Dの純正品を使います。色は黒色となります。
印刷しました。
なかなかきれいにできました。取り付け用のビスや窓枠のレールもうまく嵌ります。
製作完了
各々の部品ができました。製作物が簡単なので時間もほとんどかかっていません。塗装の乾きを待つほうが長いです。
製作するときはとにかく怪我に気をつけてください。
次回はいよいよ各部品を組み立てます。次回も大した作業ではないです。