prusai3クローン用ボードの動作テスト

BIGTREETECH の公式通販で購入した SKR MINI E3 V3.0 にファームウェアを入れ遊びます。 最終的には復活させようと考えている prusa i3 のクローン品に組み込んで使う予定です。

https://www.biqu.equipment/products/bigtreetech-skr-mini-e3-v2-0-32-bit-control-board-for-ender-3

ただし、BIGTREETECH の公式通販は勧めないです。

rn.nyaomin.info

仕様とマニュアルとファームウェア

BIGTREETECH の GitHub ページから各ボードの仕様やマニュアルをダウンロードできます。 ホームページからでもダウンロードできますが、GitHub の方が最新だと思います。

https://github.com/bigtreetech/BIGTREETECH-SKR-mini-E3

ファームウェアに関しては公式で一般的なものが用意されています。 Ender-3 の標準と BLtouch を導入しているもの、Ender-5 の標準と BLtouch を導入しているものです。

しかし、これらは「.bin」ファイルで公開されており、自分で設定を変更することができない形式です。 とはいえ、prusa i3 クローンに導入するのであれば実はほとんど困らないです。 BLtouch のみめんどくさいですが。

自分でソースコードを変更するためには同じく BIGTREETECH の GitHub ページにある Marlin リポジトリを参考にするとよいです。

https://github.com/bigtreetech/Marlin/tree/SKR-mini-E3-V3.0-G0B1

このリポジトリに「SKR-mini-E3-V3.0-G0B1」という名称の branch があります。 その中にあるソースコードを参考に編集、ビルドし直すと自分の好きなようにファームウェアを変更できます。

現在進行系で遊んでいる最中です。

遊び中

SKR-MINI-E3-V3.0 の注意点

このボードの注意点として、LCD ディスプレイは対応しているものが限られています。 簡単に見分ける場合は「EXP3」コネクタのあるなしです。 あれば、多分ですが対応しています。 マニュアルの最後に書いているはずなので確認してみてください。

また、各種ファンへの供給電圧はボードへ入力した電圧がそのまま通っているようです。 つまり、24V をボードへ供給するとファンの電圧は 24V となり、12V 供給であれば 12V になります。 私の場合は 12V ファンをよく使用する為、12V で動作させようと思います。 ボードの制御は 3.3V に降圧している為、どっちを流しても差はないはずです。

ステッピングモータへの電流値調整の方法はマニュアルを見ていますが、よくわからないです。 これはもう少し調べてみます。

今後の予定

とりあえず、GW ぐらいには prusa i3 クローン品へ組み込んで印刷できる状態にしたいと考えています。 また、クローン品を組み立てる部品が一部足りなかった為、追加で印刷して用意する必要があります。

ボードの動作テストをしていますが、やはり安定化電源が机の上にあると便利です。 これは買っておいてよかったと思っています。