Rapiroの清掃と整備

私は raspberry piarduino の連携を確認、テストするために Rapiro というロボットを使っています。

https://www.rapiro.com/ja/

少し前に、部屋を掃除しており、発掘してから気に入って再び遊んでいます。

rn.nyaomin.info

Rapiro は発売からかなり時間が経っている為、今更遊んでいる人もほとんどいないと思います。 しかし、久しぶりに触ってみるとなかなか面白くてなんだかんだ通信のテスト動作などに使っています。

そして、今回は Rapiro の清掃とアップグレードを考えています。

変色

Rapiro の色は白色で明るい所で見るとなんとなく変色してきました。 普段から見ていると気にならなかったのですが、ある時、急に気になり正確に比べてみるとすごく変色しています。

肩の部分を前後逆にして組み付けてみるとすぐにわかります。

変色部

これでも変色している方は軽くヤスリで仕上げた後です。 こうして比べてみると随分と違いがわかります。

これらの変色部を塗装しようと計画しています。

ただし、私は塗装に関しては完全な素人です。 今まで、プラモなどの一部を筆で仕上げたことはありますが、全体塗装や大きな物の塗装などをしたことがないです。 そして、Rapiro ほどの物を全塗装するのであればスプレー缶を使わないとやってられないです。 ちょっと練習が必要かもしれないです。

計画はしていますが、これには少し時間が掛かるかもしれないです。

ちなみに、分解中はこんな感じで作業しています。

分解中

雑な部分の仕上げ

Rapiro はそれなりに高価なキット製品です。 おもちゃではなく、ロボット工学のホビーまたは教育用に作られている製品です。 価格は 46,000 円ほどします。

しかし、価格の割に外装部分で雑な仕上げが目立ちます。

雑な外装の仕上げ部分

これはプラスチックの射出成形時に必ず発生するランナーと呼ばれる部分の残りです。 ガンプラ等でパーツを固定している丸い棒のことです。

写真のようなランナーの切り残しが全てのパーツにあります。 ランナーの位置が目立たない場所にあり、気にならないパーツもありますが、特に肩の部分は最外装にあり目立ちます。

流石に 46,000 円もするのであればもう少し仕上げを丁寧に行ってもらいたいと思うのが消費者の感想です。

まぁ、言っても仕方ないのでニッパーとヤスリで追い込み、仕上げます。 過程は写真にしてもおもしろくないと思うので簡単に流します。 精度の高いニッパーで外装ギリギリまでランナーを切り、ヤスリで更に追い込み、最後に紙ヤスリで仕上げます。 最終的に 1,000 番以上のヤスリで仕上げるとそれだけで見た目もキレイに見えます。

仕上げ

こんな感じに仕上がります。 写真で見ても、現物で見てもほとんどランナー跡が見えなくなります。 現物で目を凝らすとなんとなく跡がわかる程度に仕上がります。

これを全てのパーツで行っていきます。

ちょっと大変です。

アップグレード

Rapiro は基本基盤に arduino Uno 互換品が設置されています。 arduino Uno と全く同じように使うことができて、勝手が非常に良いです。

また、頭部に raspberry pi を追加できるように設計されています。 発売時期の関係上、公式に対応しているのは初代 raspberry pi バージョンのみです。 その後のバージョンでネジ穴位置などが合わない場合は自分たちでどうにかするしかないです。

私は raspberry pi zero を追加して遊んでいます。 割と必要十分なスペックなので、気に入っています。

しかし、私の不注意でカメラを固定するコネクタを破損しています。 ということで、ラズパイ用のカメラケーブルを固定することが出来ずにカメラを使用できない状況です。 無理やり差し込んで、テープで固定など雑な対応をしていましたが、少し動くとズレて接続が怪しくなります。

ということで、ついでなのでラズパイのアップグレードを考えています。

しかししかし、現在の世の中ではラズパイが適正価格で手に入りません。 通販を見ると転売価格で売ってはいますが、流石にそれを買うのは癪です。

このあたりも悩んでいます。

少々のアップグレードで考えると raspberry pi 3 A+ という選択肢もあります。 これなら適正価格で手に入るため簡単です。 とは言え、悩んでいます。

おわり

Rapiro というロボットの清掃、整備を考えています。 しかし、自分の技術的な問題と昨今のパーツ入手問題などの影響で少し時間がかかりそうです。 気長にやっていきます。

もうバラしてしまったのでやるしかないです。